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自動弁とは?2021.01.05

自動弁の種類

自動弁を英語で表記するとオートマチックバルブ(Automatic valve)となります。

自動弁は作動源の種類によって以下の二種類に分類されます。

・調整弁(ちょうせいべん)

調整弁は、自力式自動弁とも呼ばれ、流体の圧力、温度、流量や液位等により発生する力を利用して作動する自動弁のことです。
レギュレーティングバルブ(Regulating valve)とも表現されます。

・調節弁(ちょうせつべん)

調節弁は他力式自動弁とも呼ばれ、外部動力装置(アクチュエーター)により作動する自動弁のことです。
コントロールバルブ(Control valve)とも表現されます。

弊社が製造する自動弁は、他力式自動弁である調節弁になります。

弊社が提供させていただいている自動弁

弊社はバルブに様々な操作機を組み合わせて自動弁を製造しておりますが、弊社の自動弁には、操作機の動力源によって大きく二つのモデルがあります。

・電動弁、電動バルブ、モーターバルブ(Motorized valve)

電動弁とは、電気モータで作動する操作機を搭載したモデルです。
(呼び方は複数ありますが弊社ホームページや資料では電動弁と表現しています。)

・エア作動弁、空圧弁(Pneumatic actuated valve)

エア作動弁とは、空気圧力で作動するエアシリンダー等の操作機を搭載したモデルです。
(呼び方は複数ありますが弊社ホームページや資料ではエア作動弁と表現しています。)

また、それぞれ制御の目的により

・On-Off 制御弁(On-Off valve)

On-Off制御弁は、二種類の状態を切り換えます。
二方弁であれば「全閉」⇔「全開」を切り換えます。
三方弁であれば2パターンの流路を切り換えます。

・比例制御弁(Proportional control valve / Modulating control valve

比例制御弁は、調節計等からの入力信号に追随して弁開度を調節します。
二方弁であれば任意の開度に流路を絞り、流量を調節します。
三方弁であればポートの開度バランスにより混合や分流の比率を調節します。
(実際の流量は、弁開度だけでなく上下差圧の状態によって異なります。)

とに分類されます。

 

バルブには、On-Off 制御専用 / 比例制御専用 / どちらの制御でも使用可能なモデルとがありますので選定の際には注意が必要です。

また、操作機やバルブの組合せは制御方法だけでは無く、使用環境や使用頻度などによっても異なります。

是非、できるだけ詳しい使用条件をお知らせください。
情報が多いほど性能および価格面でより最適な製品選定が可能となります。

 

因みに…弊社は自動弁メーカーと言っていただくことが多いのですが

ハンドル / レバー付きや、ウォーム減速機付きの

手動弁(Manual valve)もラインアップしております。

お気軽にお問い合わせください。

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