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三方弁選定の注意点(レイアウト)2023.03.01

前回までは三方弁の特徴についてお話させていただきました。

今回は、三方弁の性能を十分に発揮するために気を付けていただきたいポイントについてのお話です。

圧力差によるシート漏れ

フローティング構造および4面シート構造の三方弁では配管レイアウトに注意が必要です。
流体圧力を積極活用して閉止性能を向上させる構造となっておりますが、レイアウトによっては性能が十分に発揮できない場合があります。

図1のようにB-C流路圧力がポートA側よりも高い場合は
ボールの球面が閉止側(右側)のシートに押し付けられることで閉止性能が安定します。

図1

ところが図2のように閉止しているAポートからの圧力がB-C流路側よりも高くなってしまう場合は
流体圧によってボールが押し返されることにより閉止側のシートへの面圧が減少し閉止性能が不安定になります。
(Aポート側からB-C流路に漏れが発生しやすくなります。)

図2

図2の現象はCポートが下流側となる「合流」レイアウトの場合に発生しやすくなります。
使い始めで漏れが発生していなくても、しばらく使用してシートが摩耗してくると漏れが発生しやすくなります。

これは「背圧漏れ」や「裏漏れ」と呼ばれる現象であり、フローティング形ボール弁の構造上の仕様となります。

この様なレイアウトで使用される場合にはボールを支える軸を有し流体圧力の影響を受けにくい
トラニオン構造の三方弁をお勧めします。

対象機種はL3シリーズT3シリーズとなります。

トラニオン構造につきましては「ボールバルブの構造」で紹介させていただいております。

 

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構造の違いも含めてお客様の使用条件に合わせた製品選定を行わせていただいております。
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